AIでブログ画像を自動生成しようとして気づいたこと

業務効率化・AI活用

AIでブログ画像を自動生成しようとして気づいたこと

ブログ運営で地味に手間がかかる「画像」の問題。アイキャッチ画像やH2見出しの下に入れるセクション画像、毎回フリー素材を探したりCanvaでデザインしたりするのは、なかなか大変ではないでしょうか。

私も同じ悩みを抱えていたので、Claude Cowork(AIデスクトップツール)を使ってブログ画像の自動生成を試してみました。結果として「全部やろうとすると逆に非効率」だと気づき、最適なバランスを見つけるまでの過程をご紹介します。

最初の試み――アイキャッチもセクション画像もAIで自動生成

はじめに取り組んだのは、記事作成と同時にすべての画像を自動生成する仕組みづくりです。具体的には以下の画像を一度に出力する設定をプロンプトに組み込みました。

  • アイキャッチ画像(1200×630px):投稿タイトルからイメージされるデザイン
  • H2セクション画像(1200×340px):各H2見出しに対応した横長バナー

技術的にはうまくいきました。PythonのPillowライブラリを使って、テーマに合わせた配色の画像が自動で生成されます。見出しの内容によって色が変わり、なかなか見栄えのする画像ができあがりました。

問題は「投稿するときの手間」だった

ところが、実際にWordPressへ投稿する段階で問題に気づきました。

アイキャッチ画像だけなら、投稿画面の「アイキャッチ画像を設定」を開いてドラッグ&ドロップするだけで完了します。これは数秒で終わる作業です。

しかし、H2セクション画像を文中に挿入するとなると話が変わります。

  • 画像をWordPressのメディアライブラリにアップロード
  • 記事内の該当箇所にカーソルを合わせる
  • メディアから画像を選んで挿入
  • これを5箇所繰り返す

「記事HTMLをコピペして終わり」だったはずの投稿フローが、画像挿入のために何倍も手間のかかる作業になってしまったのです。

ブログの強みは「手軽さ」だと再認識

ここで改めて感じたのは、ブログの最大の強みは「手軽に素早く投稿できること」だということです。

訪問OTとして日中は仕事、夜は子どもの世話。ブログに使える時間は限られています。その中で「いかに効率よく記事を公開するか」を考えてきたはずなのに、画像の自動化を欲張ったことで逆に投稿のハードルが上がってしまいました。

便利な機能を追加することが、必ずしも効率化につながるわけではありません。自分の運用に合ったシンプルさを保つことが大切だと実感しました。

たどり着いた結論――アイキャッチ1枚だけ自動生成

試行錯誤の結果、最終的に採用したのは以下のシンプルな構成です。

出力するもの

  • ブログ記事の下書き(WordPress HTML形式)
  • WordPress投稿まとめ(タイトル・SEO情報・タグなど)
  • アイキャッチ画像1枚だけ(PNG形式・1200×630px)

投稿の流れ

  • 記事HTMLをWordPressにコピペ
  • アイキャッチ画像をドラッグ&ドロップで設定
  • プレビュー確認して公開

これなら従来の投稿フローとほぼ変わりません。アイキャッチ画像のデザインを考える時間だけがなくなり、純粋な時短になります。

配色はテーマに合わせて自動で変わる

アイキャッチ画像は、記事のテーマに応じて配色が自動的に変わるように設定しています。AI関連なら淡い青紫系、子育て記事なら淡いオレンジ・ピンク系、医療・リハビリなら淡い青緑系といった具合です。全体的に明るく爽やかなトーンで統一しているので、ブログの雰囲気にもなじみます。

まとめ――「やらないこと」を決めるのも効率化

AIでできることが増えると、つい「全部やらせよう」と考えてしまいがちです。でも実際には、「どこまでやって、どこからは手を出さないか」を見極めることこそが、本当の効率化ではないでしょうか。

今回の経験から学んだのは、自動化は「足し算」ではなく「引き算」で考えるべきだということです。仕事も育児もブログも、限られた時間で回すからこそ、シンプルな仕組みが最強だと改めて感じました。

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